【ギャンブルの定義】
そもそもギャンブルとはなんでしょうか。その定義に迫ってみましょう。
ギャンブルは「賭博」「博打」などとも呼ばれます。
調べてみたところ明確な定義はないようで、一般に金品を賭けて行われる勝負事や遊戯を指すようです。
勝者は金品を獲得し、敗者は金品を失う事になります。
一概に勝負事や遊戯と言っても、一般のスポーツのように実力で勝敗が決まるものは少なく、勝敗に対して運の要素を多分に含むものがギャンブルと呼ばれる事が多いようです。
またギャンブルを行う人物を「ギャンブラー」と呼びます。
【日本国内の主なギャンブル】
- 競馬
- 競艇
- 競輪
- オートレース
- スポーツ振興くじ
- 宝くじ
【世界の主なギャンブル】
- カジノゲーム
- スロットマシン
- ブラックジャック
- バカラ
【ギャンブルの問題点】
ギャンブルには人の射幸心を掻き立てる作用があり、中毒的な依存症となる事があります。
依存が続いた場合、破産に陥ったり精神病を患う事もあり、時に自殺や殺人にまで及ぶケースも見受けられます。
また社会的な問題として違法なギャンブルが暴力団の資金源となる事が挙げられます。
【株式投資はギャンブルなのか?】
さてギャンブルがどういうものかわかった所で本題に戻ります。
株式投資もギャンブルに含まれるのでしょうか。
これに関しては様々な見解があるようです。
株式投資は「投資」と「投機」の2種類の取引手法に分かれ、一般に後者の「投機」と呼ばれるものがギャンブルに当たるようです。
投機とは…市場において短期的な目論見で価格変動を予測し、その利ざやを狙う行為。
短期的な目論見と言う事から「デイトレーダー」がギャンブル扱いになる事が多いようです。
デイトレーダー…日計り商いと呼ばれるデイトレードを行う投資家。1日の間に売買を完結させる。
デイトレーダー同士の取引では、お互い利ざやを狙って取引を行っているため、どちらか一方が利益を獲得し、もう片方は損失を被る事になります。
つまり勝者と敗者の両方が生じる事になります。
一方、投資は文字通り企業の成長を見据えた資金運用となります。
投資した企業が順調に成長していけば、投資した人皆が勝者となります。
しかし、デイトレードは流動性を活発にする役割を担っているため、市場には必要不可欠な存在と言えるでしょう。
各々の投資スタイルに合った手法を選ぶといいかもしれません。