セカンダリー

セカンダリーとは、IPO(新規公開株)が上場した後、《初値》がつき市場で取引が可能になった際に売買することで、上場したばかりの銘柄に投資することです。

(※IPOとはInitial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)の略で、未上場の企業が新規に上場し、株式を公開することを指します。IPOは、新規上場前に公募をもらっている人のみ上場日に売却することができます。)

新規上場したばかりの銘柄は取引したい投資家がたくさんいるため、売買が活発になり出来高が増えます。

出来高が増えますと株価の《ボラティリティ》も上がります。

そのため短期売買を行うデイトレーダーやスイングトレーダーにセカンダリーは適しているといえそうです。

しかし初値が天井となって急落というケースもあるため、リスクは大きいと言わざるをえません。

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上図は2014年12月18日に新規上場した「(3903)gumi」の日足チャートです。

初値は3,300円をつけましたが、上場直後から下降トレンドとなってしまいました。

このようにセカンダリーにおける投資はリスクを覚悟しなければなりません。

もしセカンダリーを狙った投資を行うのであれば、ロットを控え目にするなどリスクを最小限にして臨みたいものです。

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