■年初来高値とは
□1~3月の場合
1~3月は、前年1年で最も高い株価と比較して、高値更新した場合に年初来高値となります。
*1~3月は、期間が短く、更新が頻繁に発生してしまい、指標の意味合いが薄れるためです。
□4月以降の場合
4月以降は、今年最も高い株価と比較して、高値更新した場合に年初来高値となります。
■年初来高値の例
(例.)仮にA銘柄の前年(2013年1月~12月)の最高値を1,000円とします。
現在が今年(2014年)の3月ならば1,001円になると年初来高値となります。
次にA銘柄の今年(2014年)の3月までの最高値を1,001円とします。
現在が今年(2014年)の11月ならば1,002円になると年初来高値となります。
■年初来高値と過熱感
一般に、年初来高値の更新が連日続くと、市場の過熱感が意識されるようになります。
しかし、極端に年初来高値の銘柄が増えると、そろそろ上昇トレンドが終わり、下落トレンドへ移行するサインとみなすことができます。
「年初来高値を更新した銘柄」の一覧からさらに上昇トレンドの中になっていそうな株をスクリーニングして購入する投資家もいます。