ポイント・アンド・フィギュア(P&F)とは、非時系列系のトレンド系テクニカル指標です。
欧米では昔から使われているテクニカル指標で視覚的に判断しやすいのが特徴です。
定めた値幅が動いたときだけマークを記入していきます。値幅は任意ですが株価の価格帯に応じて適切な値幅は異なります。
一般的には下図の値幅が使用されます。
定めた値幅1つ分を1ポイントとします。
株価が上昇した場合は×を、株価が下落した場合は○を1ポイントにつき1つ記入していきます。
それまでの方向と逆に3ポイント以上の値動きがあれば列を変えて記入していきます。(ただし1ポイント分ずらして書き始めるのが決まりなので、実質的には4ポイントから列を変えることになります。)
上図は実際の株価を用いてエクセルでまとめたものです。
ポイント・アンド・フィギュアでは株価の端数を1ポイントあたりの値幅に揃えて作成します。
株価が上昇した場合は端数を切り捨て、株価が下落した場合は端数を切り上げとなります。
こちらが出来上がり図です。
*追加記入分が見やすいよう、3/19が赤文字、3/20が青文字、3/26が緑文字、3/27が紫文字に色分けしています。
上値をブレイクしたところが買いポイントとなります。
下値をブレイクしたところが売りポイントとなります。