システムトレードの定義
システムトレードは難しいものではありません。
「決められたルールに乗っ取り、機械的に淡々と取引を繰り返す」
ただこれだけのトレード手法です。
「決められたルール」のことを戦略またはストラテジーと呼びます。
この戦略についてですが、検証して過去相場で通用することが確認されたルールを利用することが一般的です。
システムトレードの戦略はテクニカル指標を使ったパソコンで検証しやすいレベルまではっきりと手順化されてます。
そのため戦略を入手すればそのまま同じようにトレードを再現できるのも特徴です。
システムトレードの大きなメリットは事前に検証済の戦略を使うことで、統計の力も利用した、損失の主原因である人間の感情に左右されないトレードを行うことができる点です。
システムトレードは簡単に多くの投資家のトレード力を底上げできる、画期的なトレード手法なのです!
自動売買=システムトレードじゃない?
システムトレードの定義には自動売買までは含まれません。
自動売買はあくまで発注手順を自動化してくれる機能にすぎず、発注作業は手作業で行っても戦略に従って淡々とトレードを行っていればその行為をシステムトレードと呼べるからです。
システムトレードでは検証ソフトを使って上場全銘柄を対象に取引を行うため、ある程度資金量が増えてくるとシグナル数が多くなる、つまり発注作業がたくさん必要なケースが出てきます。
現実的にミスなく大量の発注を行うためには、ある程度自動化する必要は出てきます。
参考:ワンクリック一括発注支援ツール