板情報とは、注文状況を表示するツールのことです。
買いと売りの注文がどれだけ入っているか把握することができます。
個々の投資家によって入力された注文は、証券会社のコンピューターを通じて売りと買いが値段別に整理され、画面上に板情報として表示されています。
板情報の画面上では、左上側が売り版、右下側が買い版となっています。
売買価格が最も接近している部分を境として、通常5本の指値とその注文株数が並び、いくらで売れそうか、いくらで買えそうかを示す目安となるものが「気配」といわれ、気配を見るには、売り版と買い版で最も接近している価格と数量をチェックします。
その値が「売り気配」「買い気配」といわれるものです。
この状況で○○建設の株を5,000株すぐに買いたい場合は↓
このように105円であれば順番を待たずして買うことができます。
少しでも安く104円で買いたい場合は↓
先にあった30,000株の買い注文の後ろに並ぶことになります。(30,000株の買い注文が成立した後に順番が回ってきます。)
・注文の優先順について(アップティックで買う場合)
*アップティックとは・・・並ばずに売り気配値で買うこと。
1.発注時間(同時刻の場合は2~4の順になります。)
2.成り行き注文(いくらでもよいからすぐに買いたいという注文)
3.価格の高い指値注文
4.価格の低い指値注文
*株数はいずれも関係ありません。