制度信用取引

制度信用取引とは、証券取引所が選定した銘柄を対象に行われる《信用取引》のことです。

返済期限は6ヶ月以内と定められています。

銘柄の選定には厳しい基準が設けられていますので、信頼性の高い銘柄であり、低金利で売買することができます。

ですから基準を満たさない銘柄は、制度信用取引を行うことができません。

基準を満たさない銘柄で《信用取引》を行いたい場合は、《一般信用取引》を利用します。

また《空売り》(新規売り)ができるのは制度信用取引のうちの《貸借銘柄》となります。

《信用取引》における銘柄の分布は以下のようになっています。

制度信用取引(分布図)650×379

【制度信用取引のメリット】

  • 金利が安い。
  • 貸借銘柄であれば空売りが可能。

【制度信用取引のデメリット】

  • 返済期限が6ヶ月と短い。
  • 対象の銘柄数が少ない。

建玉の6ヶ月以上の継続保有を予定していなければ、金利が安くて《両建て売買》も可能な制度信用取引がおすすめです。

また《一般信用取引》を用いれば《長期投資》も可能ですが、日々の金利はバカになりません。

そのため、資金に余裕があれば《長期投資》《現物取引》で行いたいものです。

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