ボラティリティとは、ある商品(銘柄)の価格変動率のことを指す。
価格の変動性が大きいことをボラティリティが大きいと表現し、価格の変動性が小さいことをボラティリティが小さいという。
ボラティリティーが大きいとリスクが高くなり、逆にボラティリティーが小さいとリスクは低くなる。
【ボラティリティの種類】
①ヒストリカルボラティリティ
歴史的変動率とも呼ばれ、過去の継続的な値動きから現在の値動きを予測する。
ヒストリカル・ボラティリティの特徴は、株価が毎日一定の割合で変動している場合は幅は小さくなり、株価が急上昇または、急下落をすると幅が大きくなる。
②インプライド・ボラティリティ
予測変動率とも呼ばれ、現在のオプション料(プレミアム)から逆算し、将来の変動率を予測したもの。
※予想変動率は、ヒストリカルボラティリティ(歴史的変動率)と現在のプレミアムを基に、今後の相場動向の予想などを加味して算出する。