火柱とは、急騰する株価を表した俗語です。
チャートを描く際に《陽線》は赤色で表現することから、株価が急騰すると火柱が立ったようにみえます。
上図は一例です。
11時5分から11時25分まで、株価470円から500円のレンジで動いています。
しかし11時30分に突如として大陽線を形成し、株価は580円を付けました。
この大陽線が火柱にみえるというわけです。
【火柱が発生する理由】
- 該当銘柄に良いニュースが発表された
- 大口の買い注文が入った
良いニュースが発表されれば、株価は上昇します。
例1.決算が赤字から黒字化した。
例2.世界各国とイスラム国との戦争が終結した。
また良いニュースがなくとも大口の買い注文が入れば、自ずと株価は上がります。
売り買いの需給が崩れるからです。
【火柱は買いなのか?】
「継続して買いが入るか」がポイントだと考えられます。
腰の据わった資金が介入してこなければ、火柱もすぐに燃え尽きてしまうのです。
天井掴みしないためにも大局観を身につけたいものです。