即金規制とは取引規制の1つで、新規公開株において買い付け代金を即日徴収します。
即金規制は極端な需給を防ぐ目的で設けられており、当日現金を持ち合わせていない投資家は新規公開株の買い付けを行えません。
即金規制がかけられていない新規公開株であれば、買い付け代金の徴収は受け渡し日である3営業日後に行われます。
3営業日後までに現金があれば買い付けできるわけです。
現物売りの決済で買い付け余力が回復しても、受け渡し日をクリアしていなければ即金規制のかけられた新規公開株を買えません。
そのため、「狙っていた新規公開株が買えない」なんてことのないように注意したいものです。