パニック相場

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パニック相場とは市場の混乱状態を表し、《暴落相場》が発展することによって形成されることがあります。

《暴落相場》によって株価が大幅かつ急激に下落した状態になりますと、含み損を抱える投資家が増えることから市場全体は恐怖や不安に包まれていきます。

突然の含み損に混乱した投資家は冷静な判断力が失われ、保有している株式を慌てて売却します。

それを見た他の投資家も次々と保有している株式を売却していきます。

まさに売りが売りを呼ぶような展開となり、これがパニック相場になります。

因みにパニック(Panic)の語源はギリシャ神話の神《パーン(Pan)》が魔人《テューポーン》に襲われた際に、上半身が山羊、下半身が魚というなんともおかしな姿をさらして逃げたことが由来となっています。(下半身が魚という姿で逃げれるのでしょうか…。)

《暴落相場》が株価の大幅かつ急激に下落した状態を指すのに対し、パニック相場はあくまで市場の混乱状態を指しています。

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