ロスカット(損切り)とは、上がると思って買った株が意に反して下がってしまい、損失の拡大を防ぐために、損を覚悟で売却することです。
期待通りに株価が上昇しないことは多々あります。それどころか、自分の買った値段より株価が下落し、損失を被ることも大いにあります。
株の世界では「早めの損切りが、損失を最小限に抑える最良の策」いわれているように、ロスカットに関して、あらかじめ何%下がったら売るなど自分なりのルールを決めておくことで、下落した株を持ち続けてしまう「塩漬け」を防ぐことができます。
ロスカットルールを課すことで、いい加減なタイミングでポジションをとることができなくなったり、銘柄選びや単元数などもしっかり考えてトレードするようになるので、このロスカットは株式トレード上、重要だといえます。
□ロスカットのメリット
・損失を限定できる
・他の銘柄に再投資できる(資金が回転できる)
・精神的苦痛から解放される
下落率と上昇率の関係
下落率10%に対して上昇率は11%必要。(例.資金100万円が90万円に減った場合、90万円を100万円に戻すには11%の上昇率が必要)
下落率20%に対して上昇率は25%必要。(例.資金100万円が80万円に減った場合、80万円を100万円に戻すには25%の上昇率が必要)
下落率50%に対して上昇率は100%必要。(例.資金100万円が50万円に減った場合、50万円を100万円に戻すには100%の上昇率が必要)