窓埋め

■窓埋めとは

窓埋めとは、株価の上昇・下落によって起った窓開けが、相場の流れが変わることによって埋まることをいいます。

窓埋め

■窓埋めの起こる原因

窓開け後は窓埋めがおこる(上図)こともあります。下落時のニュース(急な発表)が大ごとではない限り、一旦値を下げますが、数時間、もしくは数日かけて値が戻すこともあります。

上昇時の窓の場合は、株価が急に上がるため「利益確定をしておきたい」と考える人が増え、その為、売り圧力が増え株価が元の価格にまで下がることがあるのです。

永遠に株価が上昇し続けたり、下落し続けることはなく、調整が起こるのです。

※しかし、必ず窓が埋まる訳ではないので注意が必要です(下図)
窓埋め2

■窓開けの相場と投資

窓を作る相場の場合、株価が大きく上昇(たまは下落)する傾向が多く、しばらくは窓を置けたまま動き続けることが多く、ある程度上昇(または下落)すると調整が起こり、窓を閉めるように株価が反対に動きます。

すると、窓を埋めるまで価格が下落(たまは上昇)し、窓埋めが完了すると、調整が終わったとみなされ、上昇(または下落)のはじまりとなることが多くあります。

※株価チャートを見て、「窓埋めしたから株価の転換」と単純な予測をして買うのではなく、抵抗ラインの分析などを加えて、その後、上昇するケースや下落するケースのことも併せて考えるのが望ましいといえます。

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