窓開け

■窓開けとは

ローソク足が互いに重ならず(髭も重ならない)空白ができる状態を『窓』と言い「窓が開く」といいます。

窓開け

■窓開けの起こる原因

株価は、指標が決算が発表となる前、予測されて先取りして動く傾向にあるため、想定の範囲内であれば、大きく動くことはありません。

一方で、想定の範囲を超えた場合には、株価は、大きく動く傾向にあります。

日本の株式市場は24時間は稼働していないため、日本市場が終了した後に影響力が強いダウ平均等が大きく動いたり、ニュース(天災や国家を揺るがすような事件・テロ)等があった場合、翌日の寄り付きは前日終値より大きく乖離して上昇または、下落することがあります。こういった場合に、窓開けが起こります。

■窓開けのパターン

①上昇時(ギャップアップ)・・・前日高値よりも更に高く寄り付き、そのまま当日安値が前日高値を下回らない状態。ローソク足の上方向に空間ができること。(上図緑の丸)
②下降時ギャップダウン)・・前日安値よりも更に安く寄り付き、そのまま当日高値が前日安値を上回らない状態。ローソク足の下方向に空間ができること。(上図ピンクの丸)

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