強弱レシオ(篠原レシオ)

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強弱レシオとはオシレーター系指標の一つで、「エネルギー」と「人気」を測ることできます。

篠原正治氏によって考案されたことから、篠原レシオとも呼ばれています。

一日の値動きを基本として、科学的に予測のアプローチをするために、開発されたテクニカル分析手法です。Aレシオは単独でも用いられますが、Bレシオとの相関関係から分析するのがもっとも一般的で、Cレシオは単独で強弱ベルトをつくってアプローチをし、上がるタイミング、下がるタイミングといったタイミングを判断する際にも使用されることがあります。

Aレシオを「エネルギー」、Bレシオを「人気」とします。

□Aレシオ

<Aレシオ 計算方法>

Aレシオ=X日間のA1(強エネルギー)合計÷X日間のA2(弱エネルギー)合計×100

A1(強エネルギー)=当日高値-当日始値

A2(弱エネルギー)=当日始値-当日安値

□Bレシオ

<Bレシオ 計算方法>

Bレシオ=X日間のB1(強人気)合計÷X日間のB2(弱人気)合計×100

B1(強人気)=当日高値-前日終値

B2(弱人気)=前日終値-当日安値

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・指標の見方

AレシオもBレシオも100を基準値とします。

Aレシオは150以上を天井圏、40以下を底値圏とみます。

Bレシオは200以上を天井圏、30~70で推移し続けた場合を底値圏とみます。

・売買判断の仕方

BレシオがAレシオを100近辺で下から上に突き抜ければ買いシグナル。

Bレシオが上昇前の3倍になったら売りシグナル。

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