最近、なにかと話題のAI(人工知能)。
その頭脳は将棋や囲碁のプロ棋士を破るほどに、進化しているようだ。
研究が進めば様々な分野で活躍が期待できそうである。
そこで、AIを投資対象に選ぶのもありだろう。
AIを開発する企業でまだ注目されていない銘柄が発見できれば、テンバガーも夢ではない。
【銘柄紹介】
AI関連銘柄をいくつかピックアップしてみた。
ぜひ、参考にしていただきたい。
- 「(9984)ソフトバンクグループ」
ソフトバンクが開発した「Pepper(ペッパー)」は、AIを搭載した二足歩行型ロボットだ。
多くのメディアが取り上げたから、知っている人も多いだろう。
ペッパーは「感情認識エンジン」を備えていて、人間の感情が読み取れるという特色がある。
胸部にはディスプレイが取り付けられており、ペッパー自身も感情を表現するそうだ。
まるで人間そのもののようである。
気になる価格は198,000円と少し高めだが、開発が進めば安くなるかもしれない。
- 「(2158)UBIC」
UBICが提供している「KIBIT」は、ネット犯罪を予兆する分析システムだ。
掲示板やSNSの書き込みから、犯罪に発展しそうなものを検知するのだという。
独特な言い回しや隠語まで学習するというから驚きである。
そんなKIBITは官公庁向けにサービスを提供している。
今後の株価も期待できそうだ。
- 「(3666)テクノスジャパン」
テクノスジャパンは、統計アルゴリズムを用いた「scorobo」を販売している。
最大の特徴は、最新の人工知能技術である深層学習(ディープラーニング)を取り入れている点だ。
様々なビジネスシーンで活躍が期待される。
また、増配したことによって長期の資金も入ってくる。
今後の株価に要注目だ。
- 「(6182)ロゼッタ」
ロゼッタは2015年11月に《新規上場》したばかりの企業だ。
自動翻訳サービスである「熟考Z」にAIを用いている。
東京オリンピックが決まったこともあり、訪日外国人旅行客が年々増えてきている。
それに伴い、翻訳サービスの需要も高まっていくことだろう。
2020年まで目が離せない銘柄といえそうだ。
【AIが株式投資をする時代がやって来る!?】
米国では「ロボ・アドバイザー」と呼ばれるサービスが利用されている。
人工知能に株式投資をやらせるというものだ。
まだ開発途中ということもあり、運用実績は無く、実力は未知数である。
人工知能が相場に与える影響も気になるところだが、今後の活躍に期待しよう。