■始値(はじめね)
取引が行われた日の中で、一番初めについた値段(株価)のこと。また、寄り付きとも言う。前場・後場と取引があるが、始値は前場の始値を指す。
■安値(やすね)
取引が行われた日の中で、もっとも安い値がついた株価のこと。
■高値(たかね)
取引が行われた日の中で、もっとも高い値がついた株価のこと。
■終値(おわりね)
取引が行われた日の中で、最後に付けた株価のこと
始値・安値・高値・終値 の「4本値」を見ることで、大まかな値動きを知ることができます。この「4本値」は、株価チャートで使われる《ローソク足》で株価を表示する時に使われています。ローソク足の詳細については《ローソク足大全》をご覧ください。
■日足チャートの例
日足チャートは前日の終値とは関係がなく、「今日の朝」から見て、株価がどうなっているのかを表し、始値よりも終値が上がれば陽線、始値よりも終値が下がれば陰線となります。
そのため、前日より下げても陽線となることがあり、前日より上げても陰線となることもあります。
□陽線
朝の始値(120円)より一旦100円まで下げ、その後、140円まで上昇し、130円で終了した日足チャート
□陰線
朝の始値(130円)より一旦150円まで上げ、その後、110円まで下落し、120円で終了した日足チャート