織り込み済みとは…その会社にとって良い(悪い)材料が既に株価に反映されていることを表します。
材料とは…経済指標や業績、事業の進展など株価に影響を与えるであろう出来事を指します。
株価は投資家の予想によって形成されているため、例え好業績を発表したとしても既に株価に織り込まれていることが多く、株価が下がる事があります。
好決算を発表する頃には天井である事が多いです。
また織り込まれていなかったとしても材料出尽くしとなって株価が下がる事もあります。
材料出尽くしとは…当面の間、株価に影響を与えるであろう出来事がない状態を指します。
悪いニュースが続いても「これ以上ひどいことにはならなそうだ。」と投資家が判断した場合、そこが底打ちとなることもあります。
反対に良いニュースが続いても「当面良いニュースは発表されないだろう。」と投資家が判断した場合、持ち株は売られてしまい、株価は下落します。判断材料がなくなれば株を持ち続ける意味が無くなるからです。